忍者ブログ
0.01
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
Twitter
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8]  [9

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

5/3 発行物

こんばんは。お久しぶりです。hanaです。

5月東京SuperComicCity ですが、オフ落としました!
9月のオンリーで出します~。
今回はコピー出します。

あと、『SHARA』のウチダ様の本を2種類委託する予定です。

詳細は5/1夜に掲載します。
中途半端な情報で申し訳ありません。

オンリー発行のコピー本、再版受け付けました。
取り置きしておくので、スペースでお声をかけて下さいv

■発行物(新刊3冊/既刊なし)

『隠れ里の人々 い』(A5/2010/5/3 発行)
『隠れ里の人々 ろ』(A5/2010/5/3 発行)
『隠れ里の人々 は』(A5/2010/5/3 発行)


■『SHARA』様 委託本

『O.I.』(個人誌/B5オフ24P 300円/カカシ←イルカな漫画/2010/3/28 発行)
『   』(タイトルなし/合同誌/A5オフ20P 200円/「galletto」アカオ様との合同誌/2010/5/3 発行)


遅くなってすみませんでした!

 

PR

イベント参加予定

こんばんわ。お久しぶりです~。
体調不良のツケで忙しくなってしまい、そのまま原稿期間に突入しました。
という理由でオチていました。

もうすぐ〆切なんですが、〆切直前に原稿没にしたので…新刊のメドがたつか一段落するまで引き続きオチてると思います。。。
没の理由は、新刊が出たらあとがきに書くかと思います(でも情けない理由なので書かないかも…)
久しぶりなのに、しまらない内容で申し訳ないです。

トップにも載せましたが、5/3 SUPER COMIC CITY19 にカカイルで参加します。

新刊については、出せる目処がたったら情報更新します。(つまり今は真っ白…/涙)
『Shara』様の本を委託させていただく予定です。

既刊については、2月に出したコピー本の方は、欲しい方がいらっしゃれば刷っていきます。

5/2は友達のサークルで売り子してるので、5/2しか行けないという方、拍手にご連絡いただければ対応可能です。
…て、単にその分本持ってくだけですが(苦笑)

シカマルとナルト

火影ナルトと片腕シカマル。

----------------------------

「ナルト」
ナルトは里が見渡せる丘の上にいた。
ヤツのお気に入りの場所だ。多分ここだろうとあたりをつけてきたので探すほどではなかったが、この火影は執務室に居着かないのが目下のところ悩みの種だ。
影分身が出来るのだから、影ぐらい置いて行きやがれ! と前に言ったら、良いコトを聞いたとばかりに、影分身を残し里を出て放浪の旅に出てしまったこともある。
偉大な先輩に文句をつけるわけではないが、ナルトの放浪癖は師匠譲りだろう。
「んー?」
腕を枕に昼寝していたらしいナルトは、眠そうに声だけ寄越した。
「案の定、雲の里が裏切り者を引き渡せと言ってきてるぞ」
先日、里の上層部と折り合いが悪い忍が一人、抜けて木の葉隠れの里へやってきていた。
どうもナルトの知り合いだったらしい。
同盟の一つとして、抜け忍を引き渡す約束がある。本来なら里へ入れることもないはずなのだが。
「やだね」
火影の我侭でそれは無視された。
「やつら、ごねてふっかけてくるつもりだぞ」
「払えるもんなら払ってやるってばよ。それがどんな代償だろうと。死んだら、『人』は帰ってこないんだ」
「お前なあ。ガキじゃねぇんだ。少しは里の利益とか考えたらどうだよ」
「そいつはお前に任せた!」
よっと掛け声をかけ飛び起き、ナルトは子どものように無邪気な顔でにかっと笑った。
これが火影だ。
呆れたことに。
歴代火影の中でも最も頭が悪く、不器用で頑固で、人を惹きつける。
始末が悪いことに、シカマルはこの火影が気に入っていた。
手に負えない。
「仕方ねぇなぁ。確か奴らには貸しがあったはずだし。思い出させてやりゃ、なんとかなるか」
「頼りになる参謀がいて助かるってばよ」
「あのな」
めんどくせーことを押し付けられてばかりで、シカマルとしては気に入らない。
頭を掻いて一言言ってやろうとナルトを見ると、その横顔が遠くを見つめていた。里を飛び越えた真率な横顔が、口を開く。
「馬鹿馬鹿しいしがらみなんかのために、死なせられるかよ」
柵を利用して利益を得るのが大人の理屈だ。
それを飛び越えて、ナルトはいつも想像したこともないような場所へ里の皆を連れて行く。
「仕方ねぇ」
これが、シカマルの選んだ火影だ。大事なものを犠牲にしない、強い意志。
馬鹿も貫き通せば化ける。里一番の貴重な大馬鹿野郎だ。
「ん? なんか言ったか」
「高くつくぞ。嫌っていう程、働かせてやるからな」
だが野放しにするとどこまで行くか分からない。少ししめとくか、と脅しつけると、少しは手加減してくれ~とナルトがへたれた声を上げ逃げ出した。
一寸前、ナルトの見ていた視線の先をシカマルも追う。その先にほろ苦い笑みを残し、肩を竦めるとシカマルも踵を返した。
里の利益が掟がどうだと爺婆どもは騒ぐが、用は口うるさいヤツラを納得させりゃいい。
馬鹿の往く道なき道を作るのが、シカマルの役目だ。


----------------------------

シカマル好きーw

里のご意見番は、歴代影とフォーマンセルを組んでいた仲間率が高いので、それを考えるとナルトが火影になった後、次の火影達に「爺婆どもめ!」と五月蝿がられたかもしれないのは、サクラとサスケだったのかもー! と思うとちょっと萌えます(笑)

サスケはどこにいっちゃうんだろう…。

暗部学園 SSS

サスケとナルト+九尾。

--------------------------------
動くと沈んで行く。
そんな当たり前のことに、中学で騒がしい幼馴染と初めてクラスが分かれるまでサスケは気づかなかった。
家は向かい側。お互いの両親が友人だった為、ほぼ生まれた時から付き合いがある幼馴染が、サスケは苦手だった。
第一に、致命的な馬鹿。
ガキの頃、家を空けることの多い両親への不満から拗ねて遠くまで歩いて行った。
呼びもしないのにあいつは勝手について来て、挙げ句夜の暗闇で土手沿いの階段から足を踏み外したサスケの代わりに怪我をした。
怪我をしたくせに、笑っていやがった。「帰ろうぜ」と。
馬鹿馬鹿しくなって家に戻った。平気な顔をしていたから、怪我は嘘。騙されたんだと思っていた。
次の日、あいつの足首は倍ぐらい腫れあがっていて、しばらく歩けない怪我だと言われた。
痛かったくせに、帰り道、笑って着いてきた。あいつを見たくなくて早足で前を歩いていたサスケは、時々痛そうに足を引きずっていたのだろう幼馴染にまったく気づかなかった。
酷い自己嫌悪と後ろめたさから見舞いにも行かず無視をしていたのに、歩けるようになった途端、あいつは平気で家へ遊びに来た。
多分、小学校高学年の頃。
親が嫌いな訳でもない。小さな不満はあっても家出したいわけじゃない。
それでも何かに呼ばれるように、サスケはここから逃げ出したくなることがあった。
その度に遠くへ行こうとし、幼馴染に引き止められる。
一生、こんなもんなのかもな。
そう思い始めた矢先、クラスが分かれた。
ガキだから、隣のクラスまで顔を出すことなんかなくて、それぞれに新しい仲間が出来た。
その分あいつとの距離は開いて、一日中、時にはあいつが泊まりに来るから夜まで一緒だったのが、夜だけ会うように変わった。
あいつは変わらなかったのに、もう遠くに行ってもあいつは気づかないかも知れないと思うだけで、怖くて遠くへ行くことが出来なくなった。
「サスケっ!」
その代わり、登下校をずらした。ガキじゃあるまいし、一緒に行くことはないだろ、というのは建前で、あいつが見つけてくれるのを確認せずにはいられなかった。
門を出て歩いていると、後ろから幼馴染の大声が聞こえる。
「無視すんなってばよっ!」
走りこんでタックル気味に抱きついてくる幼馴染にほっとしてため息を吐き、
「てめーが遅いんだろ」
決まり文句を吐いてナルトの後ろから親の敵でも見るような目で歩いてくるもう一人の幼馴染、ナルトの双子の弟をにらみつけた。
九尾。
双子だからってだけで、ナルトを独占している、嫌なヤツ。
「遅くねーよ。今日はねえちゃん、早出だから、いつもより早いくらいだってばよ」
「俺は週番なんだ」
「知ってる。だからこの時間なんだろ?」
知らないわけあると思ってたのか、と、得意気に「にしし」と笑うナルトの顔を、無造作に引き離す。
「いい加減、離れろ」
「ちぇっ。相変らずノリ悪いよな」
「ガキに付き合ってられるか。ドアホ」
九尾は睨みつけてくるだけで、一言も話さない。元々口数の少ないヤツでナルトが手を引かないと遊びにも加わらないようなヤツだったが、最近、前にもましてピリピリしている。
その理由が、サスケには分かるような気がした。
物怖じしないナルトは前から友達が多かったが、中学に慣れてどんどん交友関係が広がっていく。
それを思うと胸にある暗い海が波立った。
いつまで、こいつは俺の後をついてくるんだ?


---------------------------------

びみょう。いまいち。ざっくり削除するかも。
サスケは難しいです!


あと。カカイル以外のカプを考えたことがないから、サスケとナルトの関係がよく分からないのかも~。

暗部学園 SSS


ナルトと九尾(ナルトの双子の弟)の話。
兄:長門、弥彦/姉:小南
------------------------------------

俺の名前は九尾という。
珍しいしぶっちゃけ変だし、誰も一発で読めた例がない。
そんな俺の名前を”カッコイイ”なんていう馬鹿が、俺の双子の兄だった。
「たっだいまー! 腹減った!!」
「おかえりなさい。ナルト、クオ。おやつあるから手を洗って来なさい」
ナルトの元気の良すぎる声に笑いながらキッチンから顔を出してきたのが、姉の小南。
留守がちな両親に代わり俺たちを育ててくれた。
うちは子沢山なのか、やたらと兄弟が多い。
いま一緒に住んでいるのは、父親代わりの兄、長門と弥彦、母代わりの小南の三人だが、学園の生徒会長も兄だし、その他にも会ったことのない兄弟がいろいろいるらしい。
どこまで血が繋がっているのが、俺たちにも分からない。
ともかく親父が「兄弟を連れて来たぞ!」というと、そいつも兄弟という訳だ。
俺にはどうでもいいことだが。
だいたい、あいつが親父ってこと自体、気に入らないし。
「クオ? 顔色が悪いわ。なにかあったの?」
「別に」
おやつに齧りつく為キッチンへ向かったナルトと離れ、俺は2階の自室に向かった。
ドアを閉め、一人になると少し落ち着く。
なにもかも苛立つ。親とか兄弟とか家族とか。そんなもの、俺にはなかったはずだ。
…と、思うのだがよく分からない。
生まれた時のことは覚えている。隣にナルトがいた。ナルトがしっかり俺の手を握っていた。
それで安心して、俺はこの世界で息を吸ったんだ。
その前のことも覚えている。多分母親の…腹の中。側にナルトがいて、俺たちは繋がっていた。それでほっとした。
俺はきっとまた、ナルトと一緒になって生まれていく。俺たちは一緒だ。
ところが、どうだ。蓋をあけてみれば、双子といっても俺たちは別の体で、手を繋ぐことはできても一緒になることは出来ない。すごい詐欺だと思った。
ありえない。
ナルトはわかってない。食い物なんかにつられて、簡単に俺から離れて行く。
こうして一人でいるだけで、息をするだけで俺の体は冷えていくのに。なにか訳の分からないものが降りてきて俺を冷たくしていくのに。
「九尾ぉ!」
バタンと扉が開いた。
「お前、勝手に行くなよ。ほら、おやつ。ねーちゃんのマフィン、さいっこーに美味いぜ」
片手にマフィンの乗った皿を持ち、口にコップを銜えたまま、ナルトはにゃははと笑った。扉を開けたのは足。もう片方の手には、俺のコップが握られている。
ナルトは器用に足で扉を閉め、マフィンとコップをテーブルに置き、窮屈な制服の上着を脱いでベッドに放り出した。
「なんだよ、食べないのかよ」
ナルトをぼーっと見ていた。改めておやつにありつこうと、振り向いたナルトは不思議そうな顔をした。
すぐ近くにいる俺の片割れ。今にもおやつに齧りつきそうなナルトを無理矢理捕まえて抱きしめた。
「九尾ぉ、力強いって」
「うるせぇ。黙ってろ」
ぎゅぅぅ、と抱きしめる。触れ合った体から温かいものが流れ込み、冷たくなった俺の体が少しずつ温かくなっていく。
こいつは俺のものだ! 俺の、俺だけのものだ!!
「俺から離れたお前が悪いんだっ」
「だってねーちゃんのおやつ、美味そうだったし」
「うるせぇ!知るか!!」
「九尾だって、食べたいだろ?」
食べたいのはそんなものじゃない。けど、これを食べたら俺は冷たくなる。冷たくなっていつかどうにかなっちまう。
マフィンに未練たらたらなナルトを強く抱きしめ、色んなものを、閉じ込めた。
「もうちょっと、待ってろ」
「しょうがねぇなぁ、九尾は甘えたで」
ナルトが俺の背中を撫でる。たったそれだけのことが、俺の世界で一番の幸せだった。


----------------------

もっと軽い感じになると思ったのに!
次は、ナルトらぶな九尾と、vsサスケとか書きたいなw



■拍手ありがとうございました!


忍者ブログ [PR]

graphics by アンの小箱 * designed by Anne